Last Letter~手紙がくれた想い~
「えっと、病院でライブやることになった」
次の日
ちょうどバンドの練習があってみんなに発表する。
「「ふーん」」
俊と雅輝の反応はこれ
無関心過ぎじゃねぇか…?
「お前ら…冷めすぎ!!」
すかさず弘斗がツッコむ。
普段冷めてる俺でもツッコみたくなるよ…
「なんかある気がしてたし。
な?雅輝?」
「そうそう」
2人は頷き合う。
なんだよ、お前ら…
どんな勘の持ち主だよ…
「で、何歌うんだよ?」
「どうせ、学祭のときに歌った2曲だろ??」
俊が俺の言葉より先に言う。
そう、俊の言った通り。
聞かせるのなら、その2つ。
でも俺はもう1曲、考えていた。