悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!
「今すぐ祓ってやる、覚悟しな」


アキは立ち上がるとリドを皿の上に放り投げた。

それから祭壇に備えていた榊の枝を持つとリドとあたしにそれを向けて鋭い目で睨みつけた。


「は?えっ、ちょ、今から!?」


突然の展開についていけないのはあたしだけだった。


「ハッ、このオレ様が負けるわけねぇ!」


リドは尻尾を立てて、シャーッとまるでかみつきそうな勢いで挑発している。


「お前は負けるよ、絶対」

「負けねぇよ!このオレだからな!」


するとアキはあたしの方を向いて「なんでよりにもよって、そんなアホっぽいのを憑けてきたのさ」とため息を吐いた。


「いや、あたしは知らないよ!むしろこっちが聞きたいくらいだよ!」


けれどアキはもう一度ため息を吐くと、「もう何でもいいや」と言った。



「どんな奴でも、身内を傷つけるやつは許さないだけだから」


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