悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!
「で、いつ行く?」

「そうだね、いつでもいいけど、早い方がいいかな」

あたしの質問に田辺くんは考えながら答えた。

「みんな、いつだと暇?」

「たしはいつでも大丈夫だよ!」

「私も」

あたしと美晴がそう答えて、アキは「みんなに合わせる」と溜息を吐いた。

「そっか、僕もいつでも大丈夫なんだ。じゃあ、そうだな、明日はどうかな?」

「明日?明日は土曜日だよね」

あたしはカレンダーを思い浮かべながら答えた。

「そう。土曜日だと小学生達もいないだろうし、邪魔にならないんじゃないかと思ったんだ」

どうかな、と田辺くんは少し不安そうに尋ねる。

「いいよ!」

「ええ、大丈夫」

「分かった」

それぞれに返事をして、土曜日の現場検証は決まった。






土曜日、あたしは約束の時間より早く学校に行こうと思った。

「行ってきます」

「あら、早いのね」

台所にいたお母さんがそう声をかけた。

実は3日前から、あたしは実家での生活に戻っていた。

もうリドは封印されて、ここにはいない。

だからもうアキと生活を続ける必要がなくなってしまったんだ。

「まだ時間には早いんでしょう?」

「そうだね。でもちょっと寄り道して行きたいところもあるし」

「そう、気をつけて」

お母さんに見送られて家を出た。

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