You donot have other than(貴方以外ない。)

由姫···


10日後、乃愛は意識を戻した。

由姫は、璃子ママと交代で
乃愛についていた。

「‥‥‥由姫っ」
「‥‥ああ‥‥乃愛っ」
由姫は、乃愛の手をとり
涙を流した。

それから、先生に知らせて
乃愛は、簡単に診察をされた。

どこにも異常なく
傷が落ち着いたら
退院となるが、まだかかりそうだ。

璃子ママにも
連絡したら、直ぐにきて
涙を流して喜んでいた。
璃子ママにとって、家族は
乃愛だけだから
余計心配だったはず。

二、三日すると
佐々木先生が顔を出した。
「おっ、目覚めたね。
    それに元気そうだ。」
と、言った。

だが、乃愛は、
「由姫っ、どなた?」
と、聞く
「そうだね。乃愛は知らないね
乃愛に輸血してくれた
寄特な内科の佐々木先生だよ。」
と、答えると
「知らなくてすみません。
三井 乃愛です。
輸血して頂きありがとうございました。
父しか近親者でもいないんです。
ですから、助かりました。」
と、言うと
「ごめん、ごめん。
君は、寝ていたから
僕を知らなかったね。

内科医の佐々木です。
こんな綺麗な人に
僕の血をあげれるなんて
光栄だよ。」
と、先生は言った。

「お仕事あるのに、輸血して
大丈夫でしたか?」
「うん、大丈夫。
早番で上がるとこだったからね。
それに、血取られたぐらい
問題ないよ、君達より年だけど
これでも、20代だからね。」
と、言うと
「えっ、先生いくつ?」
と、由姫。
「それどういう意味?
  フケてるの?若いの?」
「ああ、一緒ぐらいだと。」
「本当に?僕は、27だよ。」
と、話してるのを聞いて
乃愛は、クスクス笑いだした。
二人は、「「?」」
って、顔をするから
「いや、仲いいなぁ!と、思って」
と、言うから
「「どこが?」」
と、言って三人で吹き出した。

「あ~あ、残念だけど
佐々木先生は、乃愛狙いだよ。
ねぇ、先生!」
と、由姫が言うから
乃愛は、びっくりした顔をしていた。
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