You donot have other than(貴方以外ない。)

退院


それから、二週間後に
 私は、退院をした。

佐々木先生は、あれから
本当に二日に一度は、
私の病室に来て、色んな話をして
去っていく。

そんな日々を
由姫は、あきれながら
面白がっていた。


私は、病院に研修と
大学の勉強と
頑張っていた。


ママの話しだと
秋山のおじ様・おば様が
話し合って
瑛斗は、しばらくアメリカのおじ様の
知り合いの会社に修業に
行くらしい。

「あんな根性では、
社員に顔向け出来ないし
一番に昴に会わせる顔がない。
実績あげて、評価を得られるまで
帰ってくるな。」
と、言ったらしい。

おば様も、同意していた。

『おば様もおじ様も
私を本当に可愛がって
くれていたから、私の事を
考えてくれたんだろう』
と、ママは言っていた。
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