You donot have other than(貴方以外ない。)

プロポーズ?


二人で、作ったものを食べて
片づけまですると
「なぁ、乃愛、今日泊まってくだろ?」
「何も、持ってきてないから
明日の朝、早く帰るけど大丈夫?」
「ああ、朝送るよ。
乃愛の物も、ここに置いて。
それより、乃愛ごと引っ越してくる?」

「うん?」
と、えっと、これって
プロポーズじゃないよね。
って、考えていると
「ごめん、ごめん。
本当のプロポーズは、きちんとするよ。
だけど、今のもそのつもり。
そう、思って悩んだ?」
「うん‥‥‥」
「で、返事は?」
「まだ、付き合って間もないけど
陸は、私で良いの?」
「俺は、乃愛がいいんだ。
今まで、付き合った女がいないとは
言わないけど、結婚したいと
思った女は、乃愛が始めてなんだ。
俺の全てが、乃愛を欲している。
また、付き合いが短いから
心配か?嫌か?」
「ううん、そんなことない。
私も陸と生きて行きたい。
どうぞ、よろしくお願いします。」
と、言うと
「本当に?本当?
やった~、良かった‼」
「きゃっ!」
いきなり、陸に抱き上げられて
くるくる回されて
びっくりした。

慌てて、陸の首に腕を回すと
「乃愛、幸せにする。
   一緒に幸せになって。」
と、言いながら
キスをした。
「うん、一緒にね」
と、言って
私からも陸にキスをした。

そのまま、陸から寝室に
運ばれた。
「乃愛、抱きたい!
   俺に乃愛を頂戴。」
「うん、私も陸に触れて欲しい。」
と、言うと
ベッドにソッと下ろされて
「乃愛、愛してる。」
と、言って
私のパーツの一つ、一つに
キスを落としていく

その顔は、本当に私を
慈しんでくれている顔で
私は、幸せを感じていた。
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