パシリ少女の運命
「凪が気付けばええことやろ!!ってか、もう気付いてんちゃうんか?」
急に怒りだしたお兄ちゃんに唖然としてしまう。
でもそれよりも…
お兄ちゃん、ユイと同じ事言ってるし。
意味わかんない。
自分の気持ちって何よ!?
苛立ったあたしは、持っていたコロッケパンにかぶりついた。
あ、このコロッケパン美味しい。
「お前さ、凛とか章吾とか見とって何も思わんのか?」
「ふぇ?」
何かって………。
「意地悪な先輩と、ただの幼なじみ?」
首を傾げて言うと、お兄ちゃんは呆れた顔で大きなため息をした。