嫌い、のち好き、のち愛

「そんな風に、言われたら。断れないじゃないですか」


それって、いいってことだよね?


思わず笑顔になる俺に、真咲ちゃんがわたわたする。


気が変わらないうちにと手を伸ばす俺の手を真咲ちゃんが払いのけた。


「真咲ちゃん、傷つくからそれやめて」


「ご、ごめんなさい」


素直に謝る真咲ちゃんに俺は抱きついて弱点だと気付いた耳を甘噛みする。


「ひゃっ」


かわいい声で身体を震わせる真咲ちゃんがかわいくてたまらない。


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