sweet love
キスの最中、女子の方は私に背を向ける方向だったが男子の方は覗いた私に気づき・・・目が合った。
私は、とっさに目を逸らし逃げた。
「盛ってるなぁ最近の高校生は。」
私は、感情の起伏が少ないらしい。
まぁ流石に多少は自覚している。
だってつまらない人間だと、何回も言われてきたから。
そう、まさにあの出来事が起こってからだ…。
────『最終下校時間です。部活動のない生徒はすみやかに帰りましょう。』