お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
「それで、名前は?」

「えっ?あの」

自分の名前を言うのが、恥ずかしいのか、赤井さんは顔が一気に赤みを帯びた。



「どうしたの?」
「私、今でいう、いわゆるキラキラネームなんです」

「キャサリン、とか?」
工藤が冷静に呟いた一言に、赤井さんは小さく首を横に振る。


「ことりです。赤井 琴理。小さい鳥の小鳥ではなくて、楽器の琴に理科の理で琴理。響きは、あかいことりなんです。いい年して。」

真っ赤に顔を赤らめて彼女は確実にそう言った。

余程恥ずかしかったのか、捲し立てるように話して、自嘲して笑っているようにも見えた。



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