そばでいつも…
あたし達は、普通に学校に向かった。
そうしたら、後ろから見知らない女の子が声をかけてきた。
ぅ~ん。なんかラブリー系というか。可愛らしい子だった。

「おはよぉ!沙柚璃チャンっていうんだよね?
 はじめましてぇ!あたし、乃愛っていうんだ★
 倉田 乃愛!!あたし、02人と仲良くなりたくて…。」

あたしは、友達も増やしたかったし、そんな理由で友達と受け入れた。

「ぅん!あたしも乃愛ちゃんと仲良くなりたいな♪
 これからよろしくね!」

「アリガトォ★★感激♪
 こんなあたしをよろしくね。」

こんな当たり前の出会いが真実を知るきっかけになるなんて、俊太自身も予測していなかったと思う。


~次の日~
「おはよ~!!
 沙柚璃チャン!優衣チャン!!」

元気よく乃愛が挨拶をしてきた。

「おはよ!乃愛チャン。」

あたしは、いつも通りごく自然な挨拶を返した。
そこに優衣が一言。

「ねぇ。チャンとかやめねぇ??」

なんかいつもの優衣と違う雰囲気を醸し出していた。
場を紛らわし、あたしは言った。

「そーだね!
 じゃぁ、乃愛って呼んでいい?」

「ぅん!いいよ♪」

あたしは、優衣の気持が分からなかった。




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