水男(ミズオ)
突然聞こえた大きな声にびっくりした平野。


冷や汗を垂らしながら後ろを振り向くと
そこには鬼の形相をした


若い女性が立っていた。


「このおじさんの介護……


いや助手を務めています
中村と言うものです。


大変申し訳ありません!」


中村と名乗った女性は
俊介に向かい深々とお辞儀をする。


そして助手の中村は
平野の手を引っ付かんだ。


「平野さん!

いくら捜査でも会社の業務を
妨害したらダメじゃないですか!

警察の横暴はすぐに
報道されちゃう時代なんですから

気を付けてくださいよ!


まったくもう……」




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