ゾッとするホラー短編集
「やだぁ、この病院。




マジで気味が悪いんだけど」






恵子が拓海の腕をつかみ

甲高い声でそう言った。






「大丈夫だよ。




お化けなんて、いやしないって。




もしそんなものが出てきたなら、

オレが退治してやるからさ」






「拓海、お前、

カッコイイじゃん。




やっぱり、

肝だめしって言うくらいだから、

これくらい雰囲気のあるところ

じゃないとな。




祥子もそう思うだろ?」






私は健二に話しかけられ、

ドキリとして、

健二の顔を見つめた。
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