ゾッとするホラー短編集
私は健二のその話を聞いて、

ゾッとして鳥肌が立った。






もしかしたら、私たちは今、

いてはいけない場所に

いるのではないだろうか?






私たちの肝だめしは、

遊びではすまされない

ことではないだろうか?






「もうヤダ。




私、そんな話、聞いてないよ。




ここがそんなに

ヤバイ場所だって知っていたら、

私は絶対に

来なかったのに……」






恵子が怯えながらそう言うと、

拓海が恵子の肩を抱いて、

恵子をなぐさめた。






「恵子、大丈夫だよ。




ただの噂話さ。




手術で死んだ女の子と、

心臓麻痺で急死した外科医を

結びつけるための作り話さ。




ビビるなよ。




オレが恵子を守ってやるから」
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