あの日、あの時、あの場所で。
「は?」

「ってことで、西川さん。副班長、お願いします。」

「はい…。やってみます…」

「え?!杏奈!?」

「うん?」

「うん?じゃなくて!」

「ん?」

「ん?でもないよ!副班長やるの!?
班長、副班長会。私去年やったけど、うじゃうじゃいるよ!?」

「うん…。でも、いつまでもあの日に縛られたくないなって思って笑
少しでもいいから、前に進みたいなって…
それに、いつまで持ってくれるかわかんないしね!笑」

「え?結果そんなに悪かったの?」

「うーん、微妙なんだよね…」

「そっか。あんま無理しないでね?」

「うん!ありがとう。美穂」

「ううん!杏奈が大好きなだけだよ!」

「え、美穂ってそっち系の趣味あるの…?!」

「ないわよ。」

「あはは笑ごめんね?笑」
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