光と闇
「ストップだ、シン」
カド・・・ネ・・・・・・?
遠のいていく意識の中、カドネが囁きかける。
「良かったな、今のシンの炎でお前は完全に闇と化すんだ・・・。シンと一緒に闇に染まれ!」
そうか、バカなのは私の方だったんだ。
カドネは気づいていた。
私の考えていることに・・・。
この強い闇オーラの中、私の体はすこしずつだけど闇に染められていたんだ。
今のシンの炎で、私の光のエネルギーを燃やし尽くされたんだ。