光と闇
時々、“魔術師“の存在がばれそうになるが、いくつかの魔術師の団体によって証拠隠滅が繰り返されている。魔法を使って記憶を操作して・・・

だから、人の記憶を操作する能力に長けた魔術師は多い。




リオは人気者だ。

リオと同じ高校に通いたくて志望した友達がたくさんいるほどだ。


俺もその一人なんてことはない。

絶対にない。

断じて・・・


「残念だなーシン!リオと一緒の高校にせっかく入ったのに」

あああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!

やっぱり来たこの勘が良すぎるリョウ。


「なんでそうなる!俺は・・・」

「お前リオのこと好きなんだろーーー」

ひそひそと話してくる。が、やっぱり声はけっこうでかいぞ。

「違う!!」

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