光と闇




「どうして?」


「うん、シンくんが一人でお前を助けに行くというから、ついて来たんだ。でも、見失ってしまって・・・」


「何で!どうして・・・!お父さんが見失ったりしなければ!・・・シンは闇に・・・」


「リオちゃん、お父さんにそんな・・・」


レナちゃんの声。


分かってる。分かってるよ。お父さんは悪くない。



「闇に行ってしまったのか、シンくんは・・・?」


お父さんは悲しそうに、でも穏やかに尋ねる。


その声を聞いていると、不思議と心が落ち着いてきた。



「うん。ごめんなさい、八つ当たりしちゃった」
< 44 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop