光と闇

リオの夢ー小学生ー

ここは・・・どこだろう・・・コンビニ?

これ・・・見覚えがある。


コンビニに入ってきたのは小さい頃の私。

ああ、私、小さい頃の夢を見ているんだ。


私は小学生のとき、一度、たった一度だけ夜一人で外に出た。


日曜日だった。次の日の弁当を買い忘れていた。


次の日は学校で、お父さんもお母さんも仕事だった。


「ごめんねーリオ。明日お弁当作れなくなっちゃった」

「いいよ。買ってくる!」


そのあと本を読むのに夢中になって忘れていた。気づいたのは夜7時。

冬が近かったのであたりはもうすっかり暗くなっていた。


「しまった・・・。怖いな・・・外」

仕方ない。


私は用心深く歩いていった。

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