同期♂と私、ときどき熊♂
「どうします、これ…」
「まずいですよね?」
あからさまに圧勝し続けるスコアに、フロアのスタッフも、困惑する。
事務所から出てきた上司も唖然とする。
「あいつ、なにやってるんだ…」
「なんかでも、いろいろ辛そうですよ?練習のとき、加減しろって
言ってたから、わかってるはずですし」
小絵がフォローする。
参加人数次第で、入り口から遠い1番レーン寄りを専用レーンとして使い、
後半レーンを一般解放して使う手筈になっていた。
そして、ある程度一般客をメインで対応する係と、イベント
メインで対応する係に分けてスタッフの人数も増やしていた。
が、
予想を大幅に上回る参加者で、3分の2が埋まっていた。
ただ、参加しやすいように日曜にしたので、午前中にも関わらず
あと一組で待ち時間が出そうだ。