続★俺だけの家政婦さん
お似合いだ。

告っちゃえばいいのに

そしたら私はいらなくなる。

「私は仕事としてやってるだけです。のず・・・いや、野島先生には
小島さんみたいな方が一番似合うと思いますよ」

すると、小島さんの足がぴたりと止まる。

「え?どういうことですか?」

あちゃ~ちょっとストレート過ぎたかな~

でも、小島さんが野末くんのことが好きだって事は私でさえわかったし

小島さんが野末くんの彼女になってくれたら

あと1ヶ月と1週間の住込みも短縮されるかもしれない。

「単刀直入にお聞きします。小島さん、野島先生の事好きですよね」

小島さんは一瞬目を見開いたかと思うとすぐに微笑んだ。

「好きですよ。一人の男性として」

「そ・・・そうですか」

自分が求めていた答えなのにどうしてだろう

笑顔が作れなかった。

そんな自分に戸惑いを感じていた。

「でも、私フラれちゃってますけどね」

「ええええ?!」
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