続★俺だけの家政婦さん
絶対に読まれたくなかったのに、こんなにも早く

バレてしまうとは。私のツメ極甘すぎるじゃん。

しかも読めば私たちの事だってバレバレだし

大体、こんなハッピーエンドにされたら

野末くんだって迷惑じゃん。

もちろん、私も迷惑だけど・・・


落胆する私に野末くんがニヤリと笑った。

「お前、あいつにネタでも提供したの?」

あれは須藤先生が勝手に私たちの事を誤解するから

そうじゃないことを説明しただけ。

ネタの提供目的で話をしたんじゃない。

結果的にはネタにされたけどね・・・

でも、『された』と『した』では全く意味が違ってくる。

「ネ、ネタ?そんなの提供なんて・・・してない」

否定するも信じてはくれなさそうに野末くんはニヤリと笑った。

「どうせ、俺たちの事面白がって書いたんだろうけど・・・」

うんうん、その通り!と同調するように私は頷いた。

すると「あいつにしてはよく書けてんじゃん」と野末くんは

ソファーから立ち上がり私の肩をポンと叩いた。

「え?ちょ・・ちょっと、怒んないの?」

予想外の反応に驚いた。
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