愛の矢
もう、純なんか嫌い。。。
電話もかけない!

そう心に決めたのに。。。
涙が出る。。。

一緒に居ても居なくても
       アタシは辛い。。。
     苦しくて、悲しい。。。

離れたいのに離れられない。。。


自分の中で葛藤が始まった。。。


結局、アタシは離れられなかった。。。


「純、もしも好きな人が出来たら、 
そんなのヤだけど。。。
もし、そうなったら、キチンとアタシを捨ててから次に行ってね。。。
 
そうじゃないとアタシ死んじゃうかも」



             ー送信ー



返信はなかった。。。


でも何事もなかったように純は電話をかけてきた。。。

「おー今仕事おわったよ。
   今日も忙しかったぁ。
         でね。。。」


途中から内容を覚えてない。

どーして、アタシだけが辛いんだろう。。。

そう思ってたからだ。。。。


恋愛は惚れた方が負けって言ってた奴がいた、それはホントだ。
あたしは負けている、愛されてないのに、すがっている、すごく惨めだ。

分かっているのに、離れなられない。。。
毎日夜中に涙が溢れる。。。

純の事が、好きでたまらない。。。


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