部長の溺愛に困惑しています。
部長に借りたりしたら弱みを握られそうだしなぁ…

それ以前に「お金を貸してください」なんて言えない。






「…申し訳ありませんが始発が出る時間までここに居させてください」


渋々頭を下げてお願いすると、部長は口を緩めて笑い「いいよ」と言って頷いた。

私が今考えていた事も全てお見通しだったよう…


観念したかのようにソファーに座り直してふう…と一息つく。






「…で?お前の何を聞かせてくれるのかな」


仕事カバンから資料を出して目を通す部長は話を戻す。





「私の話なんてしても面白くないですよ」


そもそも話って何なんだろう…





「別に面白さを求めてる訳じゃない。ただ北山の事をもっと知りたいだけだ」
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