部長の溺愛に困惑しています。
「ああ。今度雑誌に載る俺のプロフィールを教えてくれってさ。適当に書いたら森崎に見つかった」

「雑誌って…部長雑誌に載るんですか!?」

「業界向けの雑誌だからたいしたことない。だからプロフィールなんて経歴くらいでいいのに、女性のタイプまで聞いて来るなんて面倒だ」


じゃあさっきのって…

自分のタイプの女性を言ったってこと?


突然私に怒りが込み上げた。






「私おっちょこちょいなんかじゃないですっ!」


さっき鼻をつままれながら言われた…

それっておっちょこちょい=私ってことでしょ!?


…てことはつまり……

部長のタイプの女性は私?






「ふーん…俺のタイプが自分だと思うなんてすごい自信だな」


それを聞いて数秒前の自分の発言を心から後悔する。

おまけに恥ずかしさも襲って来た。





「あ、いやっ………あの、そのっ」


今のはやっぱりなしで!

何であんなこと言っちゃったんだろ…私のバカ。
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