部長の溺愛に困惑しています。
「どうした?早く受け取れ」

「あ、ごめんなさいっ」


慌ててボールペンを受け取ると、部長の手が自分の手に当たりドキッとする。



何でこんなにドキドキするの…

ダメダメ。


見込みの無さすぎる人を好きなったらダメ…


頭の中で何度も頭を横に振り、自分に呪文のように言い聞かせた。





「じゃあ、今日はとりあえずトイレと廊下の掃除をやってもらう。ついて来い」

「はい!」


倉庫を出ると、部長は掃除のやり方を私に教えてくれた後で自分の仕事に戻って行った。











「はぁ…」


そして昼休み。

クタクタに疲れて雑用係の部屋に戻って来た私は、頭に付けていたバンダナを取ってとりあえず椅子に腰掛ける。


そして天井を見上げながら、しばらく停止…

頭は空っぽになり体中にどっと疲労が押し寄せて来る。
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