部長の溺愛に困惑しています。
本当なら注意したいところだけど…

後輩でなおかつサクラの私がそんな事言える立場なんだろうか。





「…お疲れ様です。どうしたんですか?」


迷った挙句。

結局注意する事は出来なくて、とりあえずここに来た理由を聞くので精一杯な私。





「いや…ランチでも一緒にと思って。パンは好き?」

「え、あ…はい」


岡田さんは持っているコンビニの袋に手を入れてゴソゴソと探る。



もしかして…

私の為に昼食を買って来てくれたの?



その岡田さんの行為が私には不思議でたまらない…

いくらいい人でも、新人の私なんかにそこまで良くしてくれるだろうか…


この人、

何考えてるのかわからない。


ちょっと怖いな。






コンコン


するとまたドアがノックされ、すぐに開くと紙袋を持った部長が戻って来る。

部屋に岡田さんがいるのを見た部長は顔つきが変わり、怪しいものを見るような目を向ける。





「あれ?もしかして先越されました?」


部長の持っている紙袋を見て、岡田さんはコンビニ袋に入れていた手を引っ込める。
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