部長の溺愛に困惑しています。
部長はどうして私の苦手な物や好きな物まで、こんなにさらっと気がつくんだろう…

そんなことされたら益々、

あのキスが余計に嬉しい出来事のように思えてならなくなる。



彼氏でもない人にあんな事された…

しかもファーストキス…


それを嬉しく感じてるなんて変だよ。




「明日はA社と打ち合わせだな。気を引き締めていけよ」

「今は仕事の話やめましょうよ」


岡田さんと話す部長は基本的には無表情だが、

時々ふとした瞬間に見せる気の緩んだ表情や、優しくふわっとした笑顔。


どこから見てもどれもカッコよくて、オフの状態なのに仕事中の時のように完璧に見えてしまう。




「ねえねえ」

「ん?」


すると、園子が私の肩を叩きコソコソと耳打ちして来る。
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