部長の溺愛に困惑しています。
いくら園子と一緒でも、岡田さんと帰ったらまためんどくさそうだし。





「なら北山は俺が送る」

「へ?」


岡田さんから手を振り払うと、今度は部長から腕を軽く捕まれた私…




「部長が?珍しい事もあるんですね」

「まあな」


少し嫌味ったらしく言う岡田さんの口調に、部長はネクタイを触りながら軽く返事をした。






「…彩蓮ちゃんも……部長の誘いは断らないんだね」


ギロりと睨まれた私はすぐにスイッチを入れて言い返す。





「い、いいです!私は本当に大丈夫です!」


今ちょっと嬉しいと思ってしまったよ…

だからすぐに断れなかった。


でも、部長に送ってもらうのは嫌というか…危険な感じもするしなぁ。
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