それを愛と呼ぶのなら
「なら決まりだな」


っていうか……。昨日、私が疲れ果てて寝た後、わざわざ調べてくれたんだ……。

感謝の気持ちと同時に、申し訳なさが込み上げてくる。

今回のことだってそう。新幹線の手配もこのマンションの契約も、全部真尋に任せてしまった。

勿論、私も何か手伝うって言ったけど、真尋は任せとけの一点張りだったから。


「プラネタリウム行った後はどうする?一応、科学館にはプラネタリウム以外に展示場があるみたいだけど」

「真尋は行きたい?」

「んー、俺はどっちでも。科学の力を使って色々出来るみたいだから楽しそうだけど、今日のうちに買いたいものもあるし」

「買いたいもの?」

「バスタオルとか。最低限の物しか持ってきてないから、不便だろ」


確かに。一枚ずつしか持ってきてないから、雨なんて降っちゃったら大変。

他にも、必要だけど備え付けられていない物は揃えたいんだという。


「じゃあ、プラネタリウムに行ってから、大阪駅まで戻ってこようか」

「そうだな」
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