嘘の恋愛進行中【完】



教室を出て

望月慧の教室に向かう



望月慧の教室に行くのは初めて


この時間帯に望月慧がいるのかすら分からない


朝一緒に登校して、私を教室に送ってくれたら
彼は自分の教室の方に歩いていく

それ以降は知らない


もしかしたら、朝も屋上に行っているかもしれないし



その辺りは全くと言っていいほど知らない



「亜樹?着いたよ」



「えっ⁉︎」



いろいろ考えてたら教室に着いたみたい



ドアから顔を覗かせて、中の様子を伺う



望月慧、望月慧…




いた









隣にはちゃっかり西河関もいる




< 33 / 119 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop