Hell・God


ノ「…お母様は、私を嫌っていました。そのせいで、お母様は死にました。」


ノ「毎日のように言われた、『神に選ばれた人間』…正直、言われて嬉しい言葉じゃないです。」


ノ「ノアの方舟やら、そんな物はどうでもいい!」


ノ「神になるのなら!地獄に行った方がずっとマシです!」


阿「な!?」


閻「…ほう」


阿「地獄に行くのかよ!?自分から!?」


ノ「阿修羅さんには分かりませんよ!…あなたは親に大切にされている。」


ノ「私は地獄に行きます。いいですか、閻魔様。」


閻「…その目、覚悟は出来ているようだな。」


ノ「はい。この思いに、揺るぎはありません」


閻「…いいだろう。門番、こいつを地獄に連れていけ。」


閻「そうだ、ヨシュア班は問題児ばっかだったよな。ヨシュアにこう伝えてくれ。」


閻「問題児がまた増える、とな。」ニッ




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