いつの間にか世界の敵になっていました【完結】
端の見えない長い廊下を進む。
私の3m位前を歩くザットさんが私の様子を振り返るわけもなく、脚の短……日本人体型の私は埋めることのできない理不尽な差を恨むばかりだ。
どこに向かっているか知らされないまま歩くここは廊下だろうか
レッドカーペットも真っ青な、染み一つ無い真っ赤な絨毯
綺麗になった制服に、コツコツと音を鳴らす筈のローファーが、今は居心地悪そうに黙っている。