恋することを知った恋

でも今日のあたしは例外。

空腹を感じなくて、それよりも心が空腹になったような変化を感じる。

まだ、苦しかった。

「杏里やっと来た、カレーライスよ」

あたしは顔を洗ってリビングに来ると、あたしの帰宅を待ってくれていた母親と一緒に少しだけカレーを食べた。



そのカレーライスはとても冷たく、少しだけ涙の味がしたような気がした。


< 275 / 400 >

この作品をシェア

pagetop