君の香りは何処か懐かしい香り
「優希ー!こっちだよー」

また夢だ。

この間、夢に出てきた男の子だ。

「ねぇ、名前はなんていうの?」

「えー!優希どーしたの?僕は、かるまだよー!」

え‥‥、かるま?



「お‥‥‥きろ!神崎!起きろ!」

私は担任の目覚ましコールで夢から覚めた。

「おまえ、よく俺の授業で寝れるな!授業終わったら来い!」

「はい‥‥」

「優希どんまーい!」

美咲が茶化してくる。

それに対して私は頬をプクーと膨らませる。

すると、先生が

「そんな可愛い顔しても無駄だからな!」

と、一言付け足してくる。

別に可愛い顔してないけど。

だが、1番気になるのは隣の席の木ノ崎君だ!

彼は何故か先生に注意もされずバレズに寝ている。

羨ましいー!!

何でバレないんだよー!

あ、何でバレないのか分かった。

うん。

目開けたまんま寝てる‥‥

凄い技だ。

私も身につけたい!

そんな事を考えてると、あっという間に授業が終わってしまい先生に叱られました。

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