悲しみを持つ少女(完)
展望台

愛菜side

あの日から時は過ぎて、日曜日になりました。
展望台に行く日です。



鈴鹿には、告白してこいって言われましたけど、緊張するんですよ。
どーしましょう



展望台で告白はロマンチックですけど、
やっぱり振られるといやです!



「愛菜?準備できたか?」
「は、はい」
「じゃあ出てこいよ」



蒼くん、心の準備がまだなんです!
緊張します。
ガチャ えっ?



「はよ出てこい」
「…!何勝手に開けてるんですか!」
「お前が出てこないからだ」



だって、心の準備が、



「ほら行くぞ」
「あ、はい」




………!
さりげなく、手繋いでるじゃないですか!



「あ、あの、蒼くん?手」
「握ったままの方が迷子にならないだろ?」




そう言われましても、手汗が、出てきそうです。
うー…やばいです。手汗が




「どうした?愛菜」
「なんでもありません」



うわぁ〜意識しすぎです〜
(愛菜少しキャラ変わってるけど気にしないでくださいby作者)
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