nine hundred Lies【暗詩】

#033  三日月



津波のように

押し寄せる 君への気持ち

覚悟なんて ひとつもありゃしないのに

ただひたすらに

君を想うことを許された

自由




「いつか君に伝えたい事があるんだ」と


同じ空の下 君にも見えてるかい


僕の心みたいに欠けた

あの月が






君に伝える術はないから。






【#033  三日月】
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