太陽の声


あの日以来、私は歌いに行く回数も増え、蒼太とは色んなことを話し合う仲になった。




「ーーそれでね!ツバメちゃんって本当にすごい子なの!」



「ヘぇ〜。そんな昔の事を今でも日加里が覚えてるって事は相当なんだろうな…。」




今では、私にとって蒼太はとっても大切な友達だ。




「…あ、そう言えばさ、俺の学校で明後日文化祭があるんだけど、……よかったら見に来ない?」




「…いいの?」


「ああ!俺の学校案内するよ!」


蒼太の手にはピンク色のチッケトが握られていた。



ギュッと握ってしまってのか分からないが、少し角が破れている。

よく見ればシワも結構ある。



もしそれが、私に。かどうか考えていた時にできたものだったなら、私はどんな顔をすればいいんだろう…。


私の顔が赤くなるのが分かる。


私は下を向きながら蒼太の手にあるチケットを奪った。



「私が満足できなかったら、容赦しないからね!」


「おう‼︎」



蒼太と私の笑顔が夜空に映し出された。

今日はまた、綺麗な三日月だ。



今からどんな服を着て行こうか迷う。


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