廃想集 『カワセミ啼話』

カレンダーに×印を付けながら

来る日も来る日も

罰せられる日を待ち続けていた。



そのうち、印を付けることも待つと云う行為も意味のないことと思い、


ただただ、記憶が薄れることを願った。








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