短編集「見かけ倒し。」
みよは、ボクサーにタオルを渡した。


ボクサー「なんですか。」

みよ「汗が出たら、拭いて。」

ボクサー「俺に惚れてるんですか。」

みよ「解釈は、ご自由に。」

ボクサー「行ってきます。」



ギィィ、、


ボクサーは、リングに続く、分厚い、鉄の扉を開けた。



おわり

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