短編集「見かけ倒し。」
川嶋「斎藤さん。あなたは、今の被災地に何が必要と思うのかしら?」

斎藤「俺ですか」

川嶋「あなた以外に斎藤が居るんなら、教えてほしいわね」

斎藤「それは、、」

川嶋「大して興味ないのでしょう、どうせ」

斎藤「随分な言いぐさだな」

川嶋「どうせ、腰かけでしょう?」

斎藤「なんだよ。」

川嶋「この会議も早く終わればいいと思ってる。」

議長「そうなのか。」

斎藤「そんなわけないじゃないですか。」

川嶋「コントのプロを目指されてるそうですね。」

斎藤「なんで、そんなこと、言うんだよっ」

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