やまのさいばん
「だめ だめ。おれさまのむねからかざりものを とるくらいだから、おまえはおおどろぼうに ちがいない。
やまのきまりでは、やまの ものを とったどろぼうは ぐるぐるめぐりの はやしのなかで、なんびゃっかいでも ぐるぐるまわって もらうのさ。」
「わたし どろぼうなんかじゃ ないわ。 やまへ あそびに きただけよ。 きれいな はっぱや きのみや きのこを とりにきただけよ。」
どろぼうなんて いわれては、あいてがへんな ばけものでも、かいぶつでも、だまってなんか いられません。
こころは、ぷんぷん おこって いいました。