完璧なカノジョの秘密



「くそ、これ全然倒れねぇー……」

「コルクが軽すぎて、カエルさんを落とせないんだよ、きっと……」


これは、なんというか商売だしね、文句は言えないけど…。

清人との思い出に、私はあのカエルさんを取りたい!!


「清人……」

「あ?」


私は、清人から、銃を奪い取り、左手に構える。

自分の分の銃にもコルクを詰め込み、今度は右手に構えた。

そう、二丁拳銃のように、両手に銃を構える。


「なんか、火ついちゃったから、清人は下がってて」

「あ、あぁ………」


私の燃え具合に若干引きぎみの清人にも気づかず、私はそれはもう剣道の時のような闘志を燃やす。


私は、仁王立ちで、カエルさんと向き合った。


「おー、なんかあっちで美人が射的やってるらしいぞー」

「なんでも、2つ銃使って撃つみたい!!」

「面白そうだな、行って見よーぜ!」


なんだか、ワラワラと人が集まってきたけど、気にしない。

こんなの、学園なら倍の数いるし!!



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