完璧なカノジョの秘密
「ぶっ、くくっ!ぜってぇー、そう言うと思った。まりあ、ポッキー好きだろ?」
「そ、そんなに笑うこと??」
「だって……ぶっ、おまっ……デートきて、色気も何もねぇーよなぁっ」
「むぅっ……じゃあ、あのカエルさん」
私は、的の上段にくたっと項垂れてこちらを見ているカエルさんを指差す。
「そこでうさぎとかくまとか選らばねーところが、可愛いんだけどよ」
「か、可愛っ!?」
なんというか……清人の発言は恥ずかしい。
サラッと言わないでよね、心臓が止まりそうなのは、私の方だよ。
「こうか……?」
清人は、銃を構える為に、前屈みになる。
その瞬間、清人の引き締まった胸元が見えて、私はサッと視線を反らした。
わっ、私何見てるんだろっ!!
あー、でも清人の射的やってる姿、すっごくカッコイイなぁ……。
ーパンッ、パンッ
清人の弾は、見事にカエルさんに的中してるのに、カエルさんはびくともしない。