Everlasting true love♡♥Ⅱ
海「まあ、お前らが行かねぇなら乃愛瑠を
  奪い合う相手が減って俺としては
  嬉しいことだけどな。」

光「・・・俺はお前に負けてんだ。
  もともと関係ねぇだろうが。」

達「そんな顔して・・・
  諦めてないんでしょう?」

海「・・・まだ少しでも信じてるなら
  本心かどうか会って
  確かめればいいじゃねぇか。」


ここの奴が晶に言った。
会って解決して来いと。

黙って俯いている白夜総長を見ているとだんだんイラついてくる。

海「はぁ。
  なんでお前総長なわけ?」

達「何を!!
海「お前なんかよりも他の奴の方が
  しっかりしてんじゃねぇか!」

あの彩人って奴。
あいつの方がバカ正直で真っ直ぐで総長としての器がある。

なのになんでお前なんだ?



光「・・・そんなこと俺が
  一番分かってんだよ!!!!

  乃愛瑠にも事情ってもんがあって
海「それを言い訳にして乃愛瑠から
  逃げる気かよ!!
  乃愛瑠を取り返しても
  俺達の前に現れんなよ。」

光「っ・・・」




ついイラついて怒鳴ってしまった。
冷静でいないとまわりが見えなくなるから気をつけなきゃいけねぇのに・・・。


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