いつまでも…
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

朝からなんなの。

玄関から出るとおもわず出たため息。

すると後ろから…

『盛大なため息だなぁ、笑』

「は?え、優?」

『そんなに驚くことでもないだろう、笑』
『さっき、会ったんだし』

「まぁ、そうだけど」

『で、なんだよ。朝からため息の理由は』

「べ、別に、なんでもないし。」

『1人でまた抱え込むわけ?』

うるさい、うるさい、わかったような口聞かないでよ。

「何でもないって言ってるじゃんよ!」

バンッ


な、な、なに、この状況。

なんか、背中冷たいんだけど、ってこれ後ろ壁⁉︎

え、私、優に壁ドンされてるの⁇

てか、近いよね、ね、近い、近い。

『お前、いつまで意地はるつもり?』

耳元で話されても…
絶対私、顔赤い。

早く逃げ出したい、心臓がバクバク音を鳴らしてる。
なんで、こんなにドキドキしてるの…

優は、幼なじみなのに…

「ち、近づかないで!」

力一杯優の胸を押して、走って逃げた。

これが、今わたしにできる、精一杯の反応だった。

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