御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~

「なに言ってるんだ。俺は全然幸せにしたりない……」


 雪成の唇が「愛してる」とささやきながら美月のまぶたの端に溜まった涙を拭う。
 

「返事を聞かせてもらえるだろうか」


 雪成の問いかけに、美月は精一杯の笑顔を浮かべた。


「……はい。私も、雪成さんを幸せにしたいです。一緒に幸せになりたいです……!」


 その瞬間。目の前で、パアッと笑顔になる愛しい男を見上げなら、美月は心に誓った。


 結婚はゴールじゃない、新しいスタート。
 楽しいことばかりじゃないだろう。

 でも彼が好きだと言ってくれるから、これからも私は彼に笑いかけよう。



【番外編・御曹司と恋人の甘い生活】完結
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