御曹司による贅沢な溺愛~純真秘書の正しい可愛がり方~
(照れ屋……なのかな。いや、副社長……雪成さんが褒めすぎだからだ。普通の女の子ならみんな照れるに決まってる。)
美月もクローゼットからガウンを取り出して羽織り、ベッド付近に散らばっている衣服をかき集める。
全て雪成の手によって脱がされたものだ。
優しいと言えば確かにとても優しい一夜だったが、あまりにも時間をかけて焦らされるものだから、最終的には美月の方からお願いさせられたような記憶がある。
「はぁぁ……やっぱり、恥ずかしい……」
体にはまだ生々しく雪成の感触が残っている。
備え付けのシャワーを軽く浴びて、髪をバレッタでまとめて階下に降りた。
下のテーブルにはクロワッサンとコーヒー、フルーツにサラダ、スクランブルエッグの朝食が広げられており、雪成が新聞に目を通していた。