蘭桜~永遠の信じ方~
『かぁーのじょっ♪』
『、、、』
『あれれぇ?むしぃー?』
『あ、あの。急いでるので』
お願いよ。早くそこをどいて。
『顔も可愛いけど声もかわいいね♪
お兄さんとあそぼーか♪』
そう男が言ってきて
腕をつかまれた。
『いやっ。はなして。』
怖くなり涙が出てきた。
『おい。』
っえ?
『てめえ誰の女に触ってんだよ。』
『あ”?て、てめえは、、、!!』
『田高 拓人かっ!』
『す、すいませんでしたぁーーーーー』
男達は猛ダッシュして逃げて言った。
私は直ぐに腰が抜けてしまい
地面に座り込んでしまった。
『おい。お前。』
『っえ?あ!はい!』
『名前は』
え?名前?この場合、名乗らないとダメなの?
つか、この人は?
うーん。と無言を続けていたら
『名前をなのれ』
うん。怖い。名乗った方がいい。
私の脳がそう判断した。