永すぎた春に終止符を
「ふ~ん、その割にはキスされようとして逃げ出してたじゃないか。俺にはあんな態度取ったこと無いぞ」
「付き合い始めてまだ、日が浅いからよ」
「へえ、本当に付き合ってるんだ。あいつ、お前に別な男がいるの知ってるのか?」
「元彼と別れたばかりだって言ってある」
「まだ、別れてない。何度も言うぞ、俺たちは全然別れてなんかない。お前のしてることは、浮気だ」
「じゃあ、これでいい?浮気しました。だから別れてください」
彼は、私の答えを無視していう。
「俺の顔は知らなかったんだな」
「知るわけないでしょ?さあ、出てって。私、もうあなたの彼女じゃない」
彼は、私を無視してお弁当の蓋を開け、むしゃむしゃと食べ始めた。夕飯には遅い時間だ。何も食べてないなら、お腹が減ってるだろう。